さて、先日3日程静岡に出張に行ってきました。何件かの取引先を回ってこちらの要望と言いますか、こういう茶葉を集荷して欲しいという考えを伝えて来ました。私達は世界の茶産地から茶葉を仕入れさせていただくのですが、いつも同じ所から仕入れるとは限りません。常にその年の茶葉の中から品質の良い物を選ぶ作業をしているのです。もちろん、メインとなる仕入先はあるのですが、絶対ではありません。納得のいかないサンプルが届いた時などは、何度でも出し直しをしていただきます。
例えば、長年ある原料をある仕入先から仕入れさせていただいたとしますね。でも、今年の原料は他社の物と比べて見劣りがするという時があるんです。その場合は再度見本を出し直してもらい、それでも納得がいかない時は仕入先を変更します。そうする事で、常に緊張感を持って仕事をしていただけます。差し詰めワールドカップのレギュラー争いみたいな物です。定位置などないのです。常にライバルとして技を磨き合うからこそ、質の高い技術が維持できるのだと思います。当然、外された仕入先はショックもあると思います。でもお互いの馴れ合いを無くす為、皆様に常に高品質な茶葉をご案内させていただく為には、厳しさが必要です。厳しさの上に初めて信頼関係が作られるのだと思うのです。
お蔭様で現在取引をしている方々は、「そんな事は当り前だ。買っていただけないのは自分達の努力不足なのだから仕方が無い。とにかく思ったことをどんどん言ってくれ!!少しでも役に立つように頑張るから。」と言ってもらえる方ばかりです。でも一歩仕事を離れて夜、酒を酌み交わす時、彼らは私の同志です。共にお茶を語り、互いの考え方をぶつけ合い、売り手も買い手もありません。気が付くと、午前様というのは毎度の事です。今年も産地と力を合わせ、『うまい茶』をお届けしたいと思います。
毎年開催のお茶のワールドカップではジーコ監督と同様に選手選びに力の入る健ちゃんでした。
上に掲載しているのは、ほんの一部。まだまだ、お茶の話や最新情報、ちょっと役立つ豆知識など、健ちゃんがおもしろおかしくお届けしています。 購読ご希望の方は店頭にてお申し込みください。
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