今回同行したスタッフのほとんどは関東の新店のスタッフだったので、お茶の機械や茶畑を見るのは初めてだったようです。見る物聞く物全てに新鮮な驚きと全てに新鮮な驚きと完動を覚えているようでしたが、研修の中で最も感銘を受けていたのは生産家の話の時でした。

彼らは私がお付き合いさせて頂いている生産家の中でも特に熱心な生産家なのです。実は今年の私達の限定新茶を生産してくれた赤堀有彦さん、太田辰彦さん、鈴木宏幸さん達です。やはり、一つの事に人生をかけて携わってきた人の言葉には力がありますね。特別話が上手な訳でもないのですが、彼らのお茶作りにかける情熱が「びんびん」と伝わってくるのです。時にはユーモアも交えながら、とつとつと一言一言を大事に語る姿に、スタッフの中には涙する者もいました。
真実の言葉に触れる瞬間とでもいうのか、同じ言葉でも語る人によって伝わってくるものが、ぜんぜん違いますね。
「お茶作りとは土作り、土作りとは人作りだ」と言った茶業界の先輩がいましたが、まさにその通りだと思います。大自然と闘いながら、もくもくと土作りに励んでいる彼らの姿。誰一人観客もいない彼らの畑というグランドで雨の日も風の日も灼熱の太陽が輝く空の下でも「美味しいお茶を作りたい!!」という一念で作業し続けているのです。「もうこれぐらいでいいか!」と手抜きもしようと思えば自由に出来ます。適当にも出来ます。でも、それではうまい茶はできないんです。まさに!自分との戦いです。
そういう生き様をしている男はかっこいいんです。誰からともなくスタッフの口から彼らに対して「なんてかっこいいんだ!」という声が出てきました。
決して男前でもなく、スタイルがよい訳でもない(生産家の皆さんゴメンなさい(笑))彼らですが、男から見てもかっこいいんです。
自分も彼らの様な顔になっていきたいと…。
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