
昔から「一年の計は元旦にあり」という諺がありますが、私は一つ誓いを立てさせていただきました。
その誓いとは「作品と呼ぶにふさわしい茶葉」を作り上げる事です。でもこれは、今年だけではなく毎年誓うことなのです。しかし、道は厳しいです。
お茶の葉を皆様のお手元までお届けさせていただくまでには、一年を通じての茶畑の土づくり。さらに、いくつもの製茶工程を経て初めて仕上がります。あたかも、世界を代表するスイスの時計が一つ一つ細かな部品から組み立てられているがごとくです。まず、素材としての良質な生葉を育てるには生産家のたゆまぬ努力が必要です。勤勉な生産家がいなければ決して良質な茶葉を作り出す事は出来ません。彼らもまた、私と同様に毎年「最高の作品」作りに悪戦苦闘している同士と言えると思います。
私の工場にある製茶機械はほとんど父の代から使用している物です。コンピュータ制御されたハイテクの機械はほとんどありません。決して最新鋭の機械ではありませんが、私にとって父の代から使用している機械達もまた戦友と呼べると思います。何十年もつきあっていると互いの良い所も悪い所も知り尽くした関係になっているんです。どうすればこの素材の力を引き出し、お客様から「美味しい」の一言を言っていただけるのか。どうすれば作品と呼ぶにふさわしい茶葉に作り上げる事が出来るのか。家業を継いで24年、未だにたどりつけない厳しい道です。でも、仲間達と力を合わせ目指し続けたいと思っています。
上に掲載しているのは、ほんの一部。まだまだ、お茶の話や最新情報、ちょっと役立つ豆知識など、健ちゃんがおもしろおかしくお届けしています。 購読ご希望の方は店頭にてお申し込みください。
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