三國屋善五郎 茶楽依倶楽部 コミュニティペーパー

みてくだ茶い

2007年
3月

『気持ちを込める』

高吉さんの言葉

全ての事がそうだとは思うのですが、気持ちを込めてやった事と何の思いも持たずにやった事では結果が変わってくると思いませんか。お茶作りとはまさに「気持ちを込める」仕事だと思っています。実は先月、鹿児島でお世話になっている生産家の高吉さんの所に行ってきました。

高吉さんとは三國屋の限定新茶をお願いしている親子3代にわたる生まれながらにしての茶の生産家です。幼い頃から茶にかこまれて育ってきた人です。高吉さんと話をしている時に彼はこう言いました。「毎年一番最初にお茶を揉む時は緊張する。手が震えるようだ…」。これは、熱心な生産家ほど口にする言葉です。手が振るえる程緊張して仕事をするからこそ気持ちが込められるのだと思います。プレッシャーを感じるからこそ真摯な気持ちになり、お茶の葉に想いが伝わるのだと…。

お客様のお好みは?

ご存知のように私たちの店舗ではたくさんのお茶を扱っています。日本茶もあれば紅茶も中国茶もあります。味も多種多様な茶葉があります。当然、味には好みがあるのですが、自分の好みの味が必ずしもお客様の好みの味という事はないんです。ですから、私たちも自分の好みの味をおすすめするというよりも「どのような味がお好みなのか?」という視点で気持ちを込めて接客させていただけるよう努力していきたいと思っています。

生産者が気持ちを込めて育てた茶葉を私達も気持ちを込めて加工し、気持ちを込めてお届けする事が社員一人一人の喜びに。そして一人一人の成長につながっていければこんなにありがたいことはありません。人も物も全て気持ちを込める事が大切なのだと今年の新茶を前に強く感じました。

本当に、今年の新茶が収穫されるのもすぐです。お茶好きの皆さん楽しみにお待ちください
毎月発行『みてくだ茶い』

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