三國屋善五郎 茶楽依倶楽部 コミュニティペーパー

みてくだ茶い

2007年
5月

『感動の連続の旅』

食の美術館

先月2週間程ヨーロッパに出張に行ってきました。今回の目的は仕入れと店舗の視察でした。ドイツのミュンヘン、オーストリアのザルツブルグ、ウィーンそしてイギリスのロンドンを見て回りました。毎年1回はヨーロッパに行くようになって7年近くなりますが、行く度に勉強になります。行く度に訪問する店もあるのですが、何回行っても勉強になります。今までに気付かなかった所に気付いたり、季節によって微妙に変えている所を発見したりとワクワク感でいっぱいになります。特に今回感動したのは、ミュンヘンの「ケーファー」という高級食料品店とウィーンの五ツ星ホテル「ブリストル」、そしてモーツァルトが生まれた町「ザルツブルグ」です。ケーファーはまさに「食の美術館」と呼ぶにふさわしいようなお店です。敷居の高い超高級店というのではなく、暖かさが伝わる一日中いてもあきない楽しいお店です。お店の中にレストランも併設しているのですが、その素晴らしさは言葉にしようがありません。ここで中途半端な説明をしてしまいますと、素晴らしさがちゃんと伝わらないと思います。機会があったらぜひ一度行ってみてください。

されど階段

ウィーンのホテル「ブリストル」は内装とかサービスにはもちろん感動しましたが、特に感動したのは「階段」でした。「えっ、階段?なんで?」と思われるかもしれませんが、素晴らしかったです。どう素晴らしかったのかというと、エレベーターがあるのにも係わらず、私は宿泊している間、ず~っと階段を利用していました。そうです、思わず歩きたくなってしまうほど味のある階段だったんです。皆さん考えてみてください。日本に、エレベーターがあるのに思わず歩いてみたくなる階段ってありますか。ないですよね。たかが階段されど階段です。

味のある看板

そして、ザルツブルグで感動したのはモーツァルトの生家はもちろんですが、商店街の看板です。すばらしい看板を掲げた何百店もの店が集まっている商店街があるのです。お店の中も素晴らしいのですが、ユニークな味のある看板を見て歩くだけでも楽しくなります。人が感動するポイントは人それぞれかもしれませんが、外国に行く楽しみの一つはこういう日本では体験できない体験ができることですよね。異文化に触れることで自分の持っている固定観念に気付く事もあります。早くもまた、ヨーロッパに行きたくなっている今日この頃です。

追伸:日本でもおなじみのロンドンのフォートナム&メーソンは100年ぶりの全面改装をしている所でした。(す、すごい……)
毎月発行『みてくだ茶い』

上に掲載しているのは、ほんの一部。まだまだ、お茶の話や最新情報、ちょっと役立つ豆知識など、健ちゃんがおもしろおかしくお届けしています。 購読ご希望の方は店頭にてお申し込みください。

お店の案内はこちら