三國屋善五郎 茶楽依倶楽部 コミュニティペーパー

みてくだ茶い

2008年
6月

予想以上

日本で初めて?

今回、発売させていただいた「葡萄の麦茶」が予想以上の売れ行きで驚いています。

ほとんどの方は、今までに麦茶のフレーバードティーなんて飲んだ事がないのではないでしょうか。私も色々な方面で調べましたが、私の知る限り、おそらく「日本で初めて?」ではないかと思います。今までに無いだけに商品開発には苦労しました。

まず、麦茶の原料集めです。数社から麦茶のサンプルを集め、様々な香りをつけていくのですが、麦茶の焙煎具合とか、麦を荒挽きしたもの、または何種類かの麦を配合したりして試作品づくりに時間をかけました。フレーバードティー作りで難しいのは茶葉と香りとの相性なんです。「これはいけるのでは!!」と思われる配合が以外となじまなかったり、「これは極端すぎるのでは!!」と思う配合が「ピタッ」とはまったりといったような事がよくあります。ですから、我々はできるだけ先入観を持たずに商品作りをすることを心がけています。

ハプニング!!

さらに今回は思わぬトラブルに見まわれたんです。なんと、決定した原料が品不足で必要な量が揃えられないと原料メーカーから連絡があったんです。我々はあわてました。取引のある他のメーカーにもあたったのですが、手配できませんでした。もうすでに商品パッケージも出来上がって夏のお中元にも力を入れていこうと思っていただけに社内は大騒ぎになってしまいました。

しかし、粘り強い交渉を重ねながら原料の確保に走り回り、なんとか必要量を確保することができたんです。(ホッ)

でも、予想以上に皆様からご好評をいただいているので、ひょっとすると原料が切れてしまうこともあるかもしれません。当然、そのような事がないように原料メーカーさんの方にも原料の確保のお願いをしていくつもりです。

最近は毎日のように原料や商品の値上げや品不足がテレビや新聞などから聞こえてきます。我々の業界も例外ではありません。今までは金額を出せば良質の原料を手に入れることができました。しかし、これからは金額を出しても量がそろわない時代に突入したようです。

それだけに仕入先様との協力関係が大切になってきます。単なる売り買いの関係ではない真の「ビジネスパートナー」として力を合わせより良き商品作りにがんばります。
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